2006/06/26の日記

WWEファンならご存じの話かとは思いますが、クリス・ベノワ選手が亡くなったそうです。 http://wwe.co.jp/news/news070626_01.html 死因はまだ調査中でありますが、WWE.comによれば「Benoit's death part of a double murder-suicide」……つまり「2者殺人と自殺」とのことですので、日本語で言えば一家心中に当たるのでしょう。 土曜の試合を家庭の事情で欠席、日曜の朝友人宛に奇妙な内容のメールが届き、月曜に彼と家族の三人が死亡していることが確認されたそうです。 リングの上での試合同様、バックルームでも真面目でストイックな態度だったという彼はどの仲間からもリスペクトを受けていたという彼が、理由はどうあれ自分の手で家族を殺めるということは考えにくい、というか考えたくないというのが正直なところです。 古くは新日本プロレスワイルド・ペガサスとして活躍していた頃からプロレスファンにはお馴染みの選手で、私もその頃からなんとなく気になっていました。 その後WWEで活躍、特にレッスルマニア20のラストでエディと紙吹雪の舞う中共に抱き合うシーンは本当に涙が流れました。 そのエディが亡くなったとき、後に残された者の辛さや悲しさは嫌と言うほど知ったはずなのに……どうしてこんな人生の結末を選んだのか、未だに信じられません。 お昼過ぎ頃、ご飯を食べながらケータイでネットを見てたときたまたまこのニュースを知り……もうそれ以降、頭の中が半分からっぽになってました。病気や怪我で亡くなるならともかく、自殺なんてまるで似合わない死に方を選んだことが理解できなくて。 丁度今、リアルタイムではオーナーのビンスが爆死したというストーリーが進行している最中だっただけに、この話もストーリーかたちの悪いデマだとばかり思ってました。 正直な話、WWEのスーパースターズの中でベノワが一番好きというわけではありません。 でも、そんな人間がこれほどショックを受けるくらい偉大な選手であったということを、あまりプロレスに興味がない人も感じて欲しいです。 安らかに眠れとは言いません。 あの世でエディにたっぷり叱られてください。