イオシスのジャンクスマホオリパにチャレンジしてみた

「オリパ」とは、もともとはカードゲームショップが通常商品とは別に独自でチョイスしたカードを数枚入れたパックを販売する形式のことで、中にはレアなカードを入れるなどして射幸心を煽るものの、実際には儲けが出ないと商売にならないのでほとんどのパックは大したことないカードばかりが入っているというのが実情である。

 

んで、今回は秋葉原の大手スマホショップであるイオシスが、独自にジャンクスマホを封入した「ジャンクオリパ」を販売するということで、朝から並んで整理券をゲットしてまいりました。

 

1個5,000円でお一人様2個までというわけで1万円をお支払いして。

 

お買い上げ~。

 

……このときはまだ、あんなことになるなんて思ってもいませんでした。

 

移動していそいそと中身を確認。

 

まず1台目は……

iPhone7 32GB

症状:画面割れ

 

あー……うん、ジャンクだしね。

画面が割れてるとは言えタッチ操作に問題はないし、全く使えないわけではないからハズレの中でも中くらいのハズレですね。

 

……これを5,000円出してまで買うことは絶対ありえませんけどね。

 

 

気を取り直して2つ目の袋を開封。

 

……。

 

………。

 

iPhone7 32GB

症状:ホームボタン押せない、Touch ID使用不可、パネル非純正

 

ハズレの中でも最低ランクのハズレじゃねえか!!

 

え? 初期設定の画面を開くのにホームボタン押さないと先に進めないってわかっていらっしゃる???

 

しかもパネル非純正とかいう以前にほぼ真っ暗で何が表示されてるかほとんど見えないんですけど。これ明るさセンサーがイカれてるか、接触不良かのどっちかじゃないかな……ということで分解してみる。

 

 

わーお。

 

何故か濡れている内部。

欠落している端子カバーの金属プレート。

そもそも端子がハマってないホームボタンと(画像では隠れてるけど)プレートを止めるネジが1本無い。

 

まあシナリオとしては、前オーナーがおそらく画面破損か何かで自力修理を試みてパーツを取り寄せたけど、分解の仕方が下手くそでプレートがねじ曲がって使えなくなったので廃棄。その後ディスプレイ交換を済ませたけど、iPhone7は画面を変えるとホームボタンが効かなくなるという事例が多く、そのせいで設定ができなくなりひとまず手放した……というところでしょうか。

 

画面が暗くなった現象は分解して戻したら直ったので、おそらく先述の端子カバーが無いことによる接触不良だったのでしょう。

 

それにしてもホームボタンが使えないことにはセットアップすらできないので、いちかばちかで交換用のホームボタンを別途購入してみましょうかね。

 

当然Apple純正どころか購入時に基盤と紐づいている以外のホームボタンは、交換してもTouch IDが使えないらしいのですが、そんなことよりホームボタンとしての機能さえ使えるようになればそれでなんとかなる。

 

なんとかなったところで、結局は32GBのiPhone7(パネル非純正)になるだけだがな。

 

 

公式のツイートを見る限りでは、これよりちょっと上にiPhone8やSE2など。ハズレ枠ではさらにiPhone6/6sやRakuten miniが下にあったらしいのですが、ぶっちゃけRakuten miniの方がまだ楽しかったよ……。

 

検索したら他にも色々と面白い端末が当たってる人がいるようで。

 

……はぁー(本日何十回目かの溜息)

 

先日の極闇ガチャチケ天井の交換品といい、今回といい、イオシス関連のガチャ運がまったくと言っていいほどついてないなあ。

 

少し今後は自重したほうが良いかもしれません。

 

というか手持ちの駄スマホたち処分しようかな……とか考えるくらいにしょんぼりしてしまってます。あーあ。