椿ナイトクラブ (7)
アイホシモドキ (3)
レジンキャストミルク (8)
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん (2)
C3-シーキューブ
そしてオマケのFlipFlapミニ・グリーン。
ナイトクラブ、打ち切り以外の何ものでもない唐突な最終回を本誌連載時に読んだとき愕然としてしまいましたが、確かに3~4巻以降辺りから若干パワーが薄れてきた感は否めなかったので、やむなしといったところでしょうか。
三大変態の槙・三輪・蓮のうち、男衆の活躍がめっきり減ってしまったのが敗因かと。槙は孤軍奮闘で露出に余念が無かったのは褒むべきなのですが、露出=一見攻めてるようで実は受け身の変態なのでイマイチ破壊力に欠ける部分がありました。ボンデージ仮面は、某ウマ仮面と良い勝負だったのですが変態を売りにしてるからには良い勝負じゃだめなのよ。
次回作も頭の煮えた作品を期待しております。
アイホシモドキは地味に面白いなあ。画力がナニなのはともかくとして、素直に友情・努力・勝利的な少年漫画として楽しめます。弱い子が強い子に憧れて必死に頑張るってのは、どれだけ使い古された設定でも飽きないもんなのです。
本編で聖良が「ケンカってのは相手の思ってる逆をとるんだよ」なんて台詞を吐くんですが、ツンデレさんの聖良を見てるとそれはつまり……いやっはー。頑張れ元木学。
レジンキャストミルクはついに最終巻。
これぞラノベ!といった能力バトルと台詞の言い回しを堪能出来るのもこれが最後とあって、ページをめくるのももどかしいような、終わって欲しくないような。これまた、これぞラスボスという”世界”を相手に総力戦というシチュエーションが実に盛り上がります。
もちろん結末は読んでのお楽しみなのですが、私としては十分満足のいく終わり方でした。
あのキャラはあのままなのかとか、ある意味何も解決してないじゃんとか、色々言おうと思えば言えるのですがひとまず晶と硝子が出会ってから積み重ねられてきたブロックの、てっぺんだけは確かに残ったはずなんです。
足下が崩れて落ちようとも、伸ばした手に掴んだ一片は確かに掌の中に残っていたんです。
それが晶と硝子との絆だ、なんて言うまでもないことでしょうが。
虚軸の世界に生きてきた中で、残った現実こそが真実なのです。
あとがき読む限りだと、どうやら冬に『れじみる。2』が出るっぽいですな。
何かしらの謀略で、晶と蜜ちゃんがデートする話なんてのを希望します。