パラレルシリアルハイレゾピクセル

最近「ハイレゾ音源」というのが流行ってるらしい、という雰囲気を感じたのが昨年末の頃。

ハイレゾってあれじゃろ? その……こげ茶色じゃなくてトンカツじゃないやつ(ほとんどが当てはまる)

その程度の認識しか無かった僕ですが、対応しているイヤホンやヘッドホンアンプのレビューを見たら

「音楽の世界が変わった」 「今まで聴いていた音はなんだったんだ」 「もう戻れない」 「ちくわのおかげだね」

などと絶賛されていたので興味がわいてきた、と。

友人が ウォークマンNW-F887ポータブルヘッドホンアンプ PHA-2イヤホン XBA-H3 というソニー三点セットを一気にお買い上げした、ということもあり物欲のスピードは平行世界の境界線を越える勢いで増していき。

とはいうものの、現在使用しているポタアン+iPod classicに重さを感じていたため、もう少しスマートな構成かつiOSデバイスを活かす形は何か無いのもか……と思案し、たどり着いたのがこいつ。

写真

ポータブルDACHERUS

こいつの何が良いのかというと、Lightning端子搭載のiOSデバイスからLightning - USBカメラアダプタ経由でデジタルアウト出来ること。 さらに、それをメーカーが動作検証済みだったということ。

この2点が大きかった。

本体も小型で、電源を別に採らずiPhoneからバスパワーで動作するのもGoodですね。

スペック的にも

24bit/352.8kHz(DXD)のPCMデータ並びに2.8MHzおよび5.6MHzのDSDデータの再生に対応します(DoP standard 1.1)。

と文句なし。

というわけで、「Onkyo HF Player」をDLし、HDプレーヤーパックオプションを1,000円で追加。 適当に「ハイレゾ音源 無料」とかでググって探した音源をiTunes経由でiPhoneに転送し……いざ試聴!

まあイヤホンは以前のままだし、アンプも無いのでそこまで劇的に音が変わるはずもんほおおお。

……4万円弱と決してお安いわけではありませんが、これは、いっぺん体験してみる価値のあるものだと言って良いと思います。 もちろんイヤホンに投資する方が先だと思いますが、そこそこ自分にあったものが見つかった後は、こちら側も覗いてみては。

あ、一応言っておくと、バスパワー動作+iOS 7.0.4の電池消費の激しさが合わさって、もりもりバッテリーが減っていくのでモバイルブースター的なモノが必須です。 間違いなく。