2024年5月26日。
池袋のライブ会場「harevutai」にて、どっとライブ1期生の花京院ちえり、神楽すず、カルロ・ピノ、もこ田めめめ、ヤマト イオリの5名による、活動開始6周年記念で初のファン感謝祭イベント『どっとライブ大感謝祭』が開催され
る、はずでした。
しかしながら、会場の爆破あるいは観客に対しての殺害予告という、非常に卑劣かつ姑息な行為によってイベントが中止となってしまい、せっかくのイベントが中止になってしまったのです。
……ところで皆さん、どっとライブ初の全体曲『星鏡』という曲をご存知でしょうか?
知らない? すぐ聴け。
この曲は、ざっくり言うと「どんなに辛くて立ち止まりそうになったとしても、生きている限り、いや、時代が続いていく限り前に進み続けていく」という悲壮感さえ漂うような決意を表しています。
なんでそんな重い歌なの、と言うと……まあこの箱は過去に色々なことがあったからとしか言えないのですが。そんな「これはもうどっとライブのメンバーが歩んできた歴史そのもの」とも言うべき重さが、応援してきた我々の感情へ見事に重なった曲なのです。
そしてその歌詞にこんな一節があります。
願いは色褪せること無くて ここで諦めたら駄目だ
そう、初の1期生が集まる記念イベントを開催するという願いを、みんな諦めてはいませんでした。ついに12月8日、『逆襲のどっとライブ~Revengers~』としてリベンジ公演が開催されることが決まったのです。
この決定に至るまでの間、スタッフの方々やメンバーのみんながどのように議論してきたか、どのように動いてきたかという裏側について当然自分のようないちファンがわかることはありません。でも、しかし、きっと「ここで諦めたら駄目だ」という想いを持ち続けていたであろうことは想像に難くありません。
その決意の重さや固さはキービジュアルに表れてると思います。
大感謝祭がこれで
逆襲がこれですから
そりゃ炎が燃え上がるってなもんですよ。
と、言うわけで。
なんとか昼公演の通常チケットが当選したので現地参戦してまいりました。本当ならグッズ付きのプレミアムチケット当たってほしかったし、夜公演も生きたかったのですが己のくじ運が無く。
歌はもちろん、観客参加型のゲームや、5人の過去配信にまつわるクイズコーナーなど、1期生を追い続けたファンなら大いに満足できる内容だったと思います。とくに長い時間を共に過ごしてきたこの5人ならではの、自然体での会話や仕草などを眼の前で見ることができて、まるで自分たちも同じ輪に入れたかのような和気あいあいとした気分を味わえました。
そして最推しであるピノ様は……ほんっっとうに可愛かった……。
他のイベントだと始まるまで緊張するけど今回は全くそういうのがなかった、的なことをおっしゃってましたが、それこそまさにこの5人だからこそですよね。もう小学校に入学してから卒業するまでずっと同じクラスにいたようなもんですから。これはもうランドセルを背負っていただくしかあるまい。
アンコールもあったのですが、曲を歌うわけでもなく、スクリーンに再登場するわけでもなく、声だけでお礼とおしゃべりをプレゼントしてくれたみんなに感謝。
ありがとうどっとライブ。ありがとうアップランド。
願わくば1期生たちによるCDアルバムの発売をお願いします。