途切れた会話と結ばれ続ける目線

仕方なかったんだ……帰宅して晩御飯食べて自室に戻ったらいつの間にか朝だった、という生活が2日続いてしまったんだもの……!

 

というわけで連日投稿は敢え無く途切れました。無念。

 

さて今日は世間一般で言うところの?クリスマスイヴ?ってやつ?らしいですね?

 

僕の予定といえばこの時間になっても自室でTシャツとパンツ一丁の姿でiPhoneぽちぽち弄ってるところから察していただきたいのですが、人生というものは何があるかわかりません。

 

ひよっとしたら、このあとふらっと外出したところに向こうからとぼとぼと歩いてきた金髪ツインテールの女子中学生が僕にぶつかりその拍子に手に持っていた小さい箱を地面に落とし中からガシャッと何かが壊れた音がして慌てる僕に……ううん、いいんです。もう要らなくなったものだし……と先ほどまで泣いていたのであろう赤くした目を伏せがちにそう呟く彼女の様子が気になり近くのコンビニでアンマンとコーヒーを買ってベンチで一緒に食べようと誘い話を聞くと以前から憧れていて相手もフレンドリーに接してくれてて脈がありそうだった学校の先輩に意を決してクリスマスプレゼントを渡そうと家の近くまで行ったところ丁度先輩と同じクラスの美人で有名な女子が綺麗に梱包された大きめな包みを持って訪問してきたところでドアを開けた先輩は顔を真っ赤にしながらも笑顔で向かい入れ2人が家の中に入って行くところを離れたところから呆然と見ていて気がつくと泣きながら闇雲に走り続けようやく疲れて走るのをやめたところであなたにぶつかった、落として壊したのは先輩にプレゼントしようとしたオルゴールだった……というようなことを聞き、慰める言葉も思い浮かばなかった僕は予定がなくなったならこれから何処かへ遊びに行かないかこんな日に1人寂しく過ごしてるおっさんを助けるボランティアだと思ってさ、と普段なら決して言わないような下手な誘いをしてみると一瞬大きな目をさらに大きく開いてキョトンとしたあとクスクス笑い仕方ないですね聖なる日にボランティア活動というのも良いもんですよねと僕の手を引きながら振り返りさぁ何処へ連れてってくれるんですかたっぷりボランティアしちゃいますよなんて悪戯っぽく笑う彼女にこの先何かが訪れる予感を覚えたのだった、なんてイベントがあるかないかでいえば多分ないと思うのでこのまま部屋に引きこもることにします。

 

メリークリスマス。