小学校までは神童として賞賛を浴び続けてた立場から一転、中学生になると途端に成績が全日本プロレス四天王レベルの垂直落下をしたおかげで、こりゃー毎日塾に通わないまでもせめて夏冬の長期休暇くらいは講習を受けないとやべーぞ、と親を説き伏せなんとか某大手予備校の講習に通わせてもらいました。
その某予備校は代々木にあったのですが、代々木といえばファルコムショップ。
その頃はイース2や3が出てた頃(思いっきり年齢がバレるがまあいい)でファルコム熱が一番高かったとき。
少ないお小遣いをはたいて、下敷きやらイースロゴのメタルキーホルダーやらを買った思い出が蘇ります。
現在はもう代々木に行くような用事がないので電車に乗っていてもただスルーする駅ですが、今でも動画サイトでふとイースのBGM集なんかを再生すると、一気にあの頃の風景が、空気が、思春期の不安定な心が、感じられるような気がします。
駅のホームから見えた夏の青空を見ながら、テキストの入ったカバンを背負って電車を待っていたあのとき、自分がどんな大人になると想像していたでしょうか。
あのときの自分よ、ごめん。
あれから20年以上経っても何1つ大人になれていないダメな人間のままだよ。