愛用していたSONYのノイズキャンセリングヘッドホンがどうやら断線したらしく、左から音が出なくなったので購入元のヤマダ@新橋にて修理センター行き手続き。 さてお耳の相方が帰ってくるまでの間どうやって凌ごうか、と安いイヤホンでよさげなのを探してたところ、丁度タイミング良くいもげでヘッドホンスレが立ってたので参考にさせて貰いました。 ふむ、CreativeのEP-630とPHILIPSのSHE9700が3000円以下でオススメか……と情報をインプットして秋葉へゴー。 ヨドバシや祖父では\3,800とおはなしにならない価格でしたが、あきばおーでは\2,500。 amazonで買うのとジュース一本分程度しか値段が変わりませんが、精神的満足度が違うのです。 早速帰って適当にエージング後、視聴してみました。 はっきり言って私に音的センスはまるでありませんが、そんな腐れ耳にもわかるくらいガツンとインパクトのある重低音。ズンズン響くんじゃなくて、存在感のある音というか。いわゆるドンシャリとは違う味で、しばらくsony製イヤホンに慣らされた耳にはえらく新鮮でした。 こりゃいいわー。 レビューで見られた装着感の難も、私にとっては特に問題なし。 延長ケーブルと予備のイヤーパッドを収納出来るファスナー付きポーチもオマケで付いてきてこの値段なら、実にリーズナブルと言わざるを得ないでしょう(なんか宣伝くさくなってきたが) あとは音漏れがどうのってところが気になりますが、まぁそこは音量絞っておけばいい話なので。 これで明日から、また通勤時間に彩りが甦ります。良かった良かった。
電撃文庫新刊が届いたので週末に読破。 以下、超簡単に感想(もっとしっかり書きたい……) ・さよならピアノソナタ(4) まさかの完結で俺涙目。 や、何か前巻で物凄く終演の雰囲気を漂わせてたので何となく覚悟は出来てたのですが……ダラダラ続けるよりは、ピシッとキメてくれる方が良いと自分を無理矢理納得させておきます。 あらゆる展開がボーイミーツガール物としての流れに逆らわずに、綺麗な起承転結を形作っていた作品だと思います。最後まで先輩の心情が理解しづらかったことと、ユーリがそこらのヒロインよりよほど可愛いのが若干難点でしたが(笑) この手の作品が終わった後に私が毎回望む、バカップルぶりを存分に見せつけてくれる様な後日談を書いてはくれないものでしょうかね? ほら、高校生で遠距離恋愛なんて言ったら久々に再開したとき………ねぇ? ・乃木坂春香の秘密(9) うん、いつも通り。 超に超を重ねる程の微弱前進な主人公カップルの仲ですが、なんかもっとこう……見ててキリキリ胃が痛む様なエグさか、あるいは逆に口から砂吐く程の甘々イチャイチャっぷりを展開させてくれても良いんじゃないでしょうか五十嵐センセ。 この作品にそんな突き抜け方は必要ないと言われればそれまでですが、あまりにのほほんとしたテキストからは良い作品を作り上げてやろうという覚悟も信念も心意気も感じません。 予定調和的展開は割と好きな方なんですが、そこには作者なりの噛み砕き方が必要になると思うんです。 悪いけど今までの話を全てひっくり返してみても、作者の頭の中にある辞書からひっぱってきてそのままアウトプットしてるだけの作業にしか見えないんですよね。 唯一のオリジナリティである(?)やたらクドいうえに全く面白くない比喩表現は、味と言えるのかどうか疑問ですし。 何やら辛辣な言葉ばかりになりましたが、それでもこの先まだ買い続けると思います。 この間延びした世界をどうやって終わらせるか。 そのやり方によっては神になれるかもしれないので。 ・アカイロ/ロマンス(2) 前作『レジンキャストミルク』のファンだったので、同じ作者と絵師のコンビとあらば買わずにおれまい。 というわけでレジキャス好きは当然読んでるはずですが……どうでしょう、ここまでの展開は。色々とレジキャスと比較してみてしまうのは否めませんが、どうもアレほどは深く引き込まれないというか、どこか淡々と進行していってる気がするのは私だけでしょうか。 いきなり気になってた娘が死んだりしかもその娘があーなったりこーなったりと、なかなかにショッキングな展開の連続だった1巻でしたが、それでも何かこう……地味だなぁ、と。 無論ラノベとしての標準水域には十分達しているので安心して読めることは間違いないのですが、どこか私の中のピントとズレが生じてきているっぽいです。 それが何かはっきしりないのでモヤモヤしてるのですが、このズレを修正してくれるのはきっと、今回出てきた型羽しかいない!と力強く断言しておきつつ、3巻を待ちたいと思います。 あと。 先日、wikipediaの解説文がヤバいと紹介した『ぼくと彼女に降る夜』ですが、買ってみましたよ。ブックオフに無かったので新品です。これで俺もサクセサー! さて、うきうきしながら1巻を読んで……あれ、普通ですよ? や、もちろん某聖杯戦争もどきの展開で、主人公が本当はSランクの上のMだけど面倒なのでBランク的なU-1っぷりとか、当たり前の様にドイツ語ベースの単語と”始原の闇”とかそれっぽいいかにもな用語がバンバン飛び交う辺りはある意味期待通りだったのですけど。 wikipediaの解説文ほどファンキーな楽しさは見受けられなかったのでちょっと寂しいです。 というかあのテキストを編集した人が書いたSSを読んでみたいわー。 あ、そうそう。 ヒロインの名前はヨルミルミです。 amazonとwikipediaの紹介文にだまされるな。